日本の美術
白磁発祥の地有田において卓越した技術を持つ辻家は、第百十二代霊元天皇(在位一六六三〜一六八七)の御代、
禁裏(皇室)より御用品調製の命を受け、我国で最初に磁器食器を納め、禁裏(皇室)御用窯元になりました。
その後、第百十八代後桃園天皇の御代、特旨により官職常陸大掾(ひたちのだいじょう)に叙せられ、
この栄職を明治まで世襲しました。
さらに、明治から昭和初期までは宮内省御用達、戦後は宮内庁御用達を拝命し、
現在も皇室御用窯元として御用命を賜っております。
辻家製品は、主として皇室御用品でありましたので、一般の方には入手がむずかしく、
その為愛陶家の間では大変珍重されていました。